しくじりおやじと学び〜人生を少しでもよりよく生きるために〜

40代のしくじり中年男が伝えたい、人生との向き合い方、学びの大切さ

派遣労働について

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

2017年7月現在、登録型の常勤派遣社員として働いています。

 

登録型の派遣労働をご存知でない方のために簡単に説明しますと、

私の場合は半年間の雇用契約を派遣会社(派遣元)と結び、

その間の雇用が保証されるという仕組みです。

労働者がその後の契約更新を希望して、それが認められると

もう半年間は就労することができます。

 

仕事の内容や派遣会社によっては契約期間が3ヶ月だったり、

短ければ1ヶ月だったりなどそれぞれのようですが、

いずれにしてもその都度、契約更新が必要となります。

派遣労働者が派遣会社と結ぶ業務契約は最長でも3年間となります。

 

その後、同じ派遣会社での就労を希望する場合には、

再度契約を締結して同じ職場内で別の業務に就くか、

あるいは別の会社で働くなどの選択もできますが、あくまで労働者の任意となります。

ただし、こうした再契約の留意点として、その後の雇用が

保証されている場合でないと契約はできず、

場合によっては最初の業務契約の終了とともに契約満了となります。

 

 私は年内の契約で期間満了となるので、

そこで派遣会社との契約を終了する予定です。

 

派遣労働者として仕事をしてみて感じたことは、

世間が言うほどに悪い働き方ではなかったですが、

されど決して良い訳でもない、というのが正直なところです。

 

良い点

・上司からのプレッシャーが少ない

・会社の行事に無理して参加する必要がない

・無理して残業をする必要がない

・残業代がきちんと出る(サービス残業がない)

・嫌な職場や仕事でも、契約更新を希望しなければ期間満了となり、自己都合退職とはならない

 

良い点としては、派遣は総じて仕事がしやすいと言えます。

ただし、これらは実際に働く仕事場(派遣先)によりますので、一概には言えません。

かつて短期でやった派遣では、きっちりと残業は要求されましたが、

もちろんその分の時給は発生します。

 

良くない点

・交通費が支給されないので自腹となる

・正社員や契約社員と比べて、同じ業務に就いても時給が安い

派遣労働者は組織においてよそ者扱いとなり、同じ待遇が受けられないことがある

・契約期間が3年なので短い

・職場で評価を得られても昇給が難しい

 

良くない点としては、やはり給与面での格差が顕著だと言えます。

また、契約期間が短いことで、働きやすい職場だとしても3年で

一区切りとなることも考慮すべき点だと言えます。

ただし、交通費が支給される場合もあるようですので、

これまた一概には言えないようです。

 

最近では同一労働同一賃金や働きやすさ改革が注目されていますが、

私の実感としては、こうした制度改革はまだまだ時間がかかると思います。

 

国が提唱した制度というのは民間に浸透するまでに

それなりの時間を要するでしょうし、また、

会社によってはルールを無視して事業を行うということは

十分に考えられます。

 

自分の身は自分で守るという言葉通り、

仕事というのはとにもかくにも最初の契約こそ肝心です。

ここでどういう契約を結ぶかで、その後の仕事人生は良くも悪くもなります。

 

仕事でしくじらないためには、まずはどういう働き方をするにせよ、

最初の契約でしくじらないことが非常に大切だと言えます。

私が学んだこととして、雇用契約の段階で怪しいと思えることがあれば、

きちんと問いただすことこそが我が身を守ることにつながります。

 

そのためには口約束ではなく書類を取り交わすこと、

きちんと契約書を読むこと、

疑問点やわからないことがあればきちんと問いただすこと、

こうしたことがその場で取れるベストの対策となります。

 

それではまた。