しくじりおやじと学び〜人生を少しでもよりよく生きるために〜

40代のしくじり中年男が伝えたい、人生との向き合い方、学びの大切さ

クレージージャーニーの旅人たち

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

さっき、テレビで「クレージージャーニー」を観ました。

今回は爬虫類ハンターと女性写真家を取り上げていましたが、

面白かったです。

 

私は自然が好きで、写真を撮りもしますが、

テレビモニターの向こうには、まるで違う自然と写真観がありました。

 

クレージーというだけあって、常人には真似のできない

世界と被写体があるわけですが、すごいなあと思う一方で、

全く憧れはありませんでした。

 

もっと若ければ、ちょっとは憧れる部分もあったのかもしれませんが、

40を過ぎて過激なことや冒険に対する感覚が麻痺してきた現在、

楽しむだけで精一杯なのでした。

 

世の中には少ないながらも到底真似のできない

生き方をしている人たちがいます。

それは探求者、求道者と言えるのかもしれません。

人生を賭けて行っていることかもしれません。

 

だから探求者、求道者のエネルギーたるや凄まじいものがあります。

 

ただ、こういう人たちは目覚めも早く、すでに幼少期には

探求者としての原型を見つけていたりします。

それを、その後何十年と持続していけるだけのエネルギーを持っています。

 

通常の人間ならば、年代ごとに興味あることが違ったりします。

そして、その都度新しい物事に挑戦しては飽きてしまったり、

挫折しては投げ出してしまいます。

 

あるテーマについて、人生を賭けるだけの価値があるものなど

そうそう見つかるものではありません。

また、見つかったとしても、人生のサイクルの中で

手放してしまうことも十分にありえます。

日常生活を優先すると、大切なものを見失う可能性があります。

 

ところが、人生を賭ける人は誰に言われようと止めません。

そして、それを継続していると、いつしか周囲も認めてくれるように

なるかもしれません。

その人の本気が伝わるのかもしれません。

 

エネルギーというのは、それだけの力があります。

 

でも、残念ながらそんな力は滅多な人にはありません。

 

日々をなんとなく過ごすことで、1日1日が過ぎていきます。

 

そしてどんどん年を取っていきます。

 

日々の些細なことに頭を悩まし、人間関係に気持ちを擦り減らし、

お金や将来の不安が頭をよぎります。

 

ある時、私の人生はこれでいいのだろうか?と、

ふと気になり始め、やり直したくてももはや後戻りできない

現実に苛まれます。

そして、現実を受け入れるのか、それともまだ抗うのか……

 

これが大方の現実でしょう。

 

大した夢も希望もありませんが、

でも、それは悪いことなのでしょうか?

 

私は人生に良いも悪いもないと思います。

 

そこには、己の意識と感覚が司る世界があるのみです。

それをコントロールできずして、

良いも悪いもないのだと思っています。

 

なすがままの状態で、その人の人生に良いも悪いもないのです。

 

それではまた。