しくじりおやじと学び〜人生を少しでもよりよく生きるために〜

40代のしくじり中年男が伝えたい、人生との向き合い方、学びの大切さ

若者は何に絶望しているのか?

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

時代の空気でしょうか、どうにも若者に元気がないようなことを

よく言われていますね。

 

雇用不安、少子化の煽り、教育の変化、IT社会、いじめの変化、

スマホSNSは当たり前、漠然とした将来への不安

 

勝手に若者にまつわりそうなキーワードを書き出しましたが、

思うのは、これまでにもあった事象と、

現代ならではの事象が混在している印象を受けます。

 

こうしたある種時代の渦に巻き込まれた若者が、

私の頃よりも距離を置いてしまっているなあと思いますのは、

文化との関わりだと思っています。

カルチャーのことです。

 

若いうちに文化の強烈な側面に刺激されて、

絶大なる影響を受けると、その人の人生観は

良くも悪くも一変します。

 

私にとっては映画や音楽が人生観を変えた2大文化となりますが、

いまだに絶大な存在として君臨し続けています。

映画と音楽がある限り、世の中がどれだけつまらないものであろうが、

私はこの世を楽しむことができます。

 

つまり、生きる希望ともいえます。

 

仮に絶望の末に、自死を遂げた場合、

もう映画にも音楽にも触れることができなくなってしまいます。

それは忍びないんです。

 

生きている以上は、何かにすがることも必要です。

しかも、すがる対象は必ずしも人である必要はありません。

人は時として裏切ったり、腹立たしかったり、

失望させられたりすることもしばしです。

 

ですが、文化はあなたを裏切ることはないでしょう。

いつでも私たちを、大手を広げて待っていてくれます。

そして、ささやかな日常を潤わせてくれます。

 

絶望から救い出してくれる存在、

それを見つけた者は、

精神の根っこに強さを備えられるように思えてなりません。

 

それではまた。