しくじりおやじと学び〜人生を少しでもよりよく生きるために〜

40代のしくじり中年男が伝えたい、人生との向き合い方、学びの大切さ

中年の学び直しは放送大学で始まった

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

かつて心理的危機の状態に陥った頃、読書のありがたさを感じたことで

心の回復と再生を図ることができました。

だんだんと本を読むだけでは済まなくなり、

きちんと勉強ができる環境がほしくなりました。

 

そこで、通信教育でおなじみの放送大学に入学しました。

放送大学には心理学、臨床心理学のコースがあり、

これらの勉強がしたくなったのです。

 

世間ではあまり知られていないようですが、

放送大学文部科学省認可の私立大学ですので、

れっきとした大学です。

 

ただし、以下の点は他の大学と異なります。

・通信教育が基本

・通学しなくていいので、自分のペースで勉強できる

・入学試験がない(書類選考のみ)

・入学金、授業料が安い

・4年で卒業しなくて良い(最長12年在籍可能で再入学もできる)

・半年だけ、1年だけ在籍できるお試しのコースがある

・科目数が豊富にある(300科目程度)

・1科目から選択でき、選択した分の授業料のみ支払えば良い

・文系理系問わずに、好きな科目を選べる

・授業料の中にテキスト代が含まれている

・放送授業以外にも、全国の教室で直接授業を受けることができる

・学部は教養学部のみ、学部内に6つのコースがある

・その分野で有名な先生が教えてくれる

 

このような様々な特徴があり、極めてユニークな大学といえます。

私は一人で勉強することに抵抗がないので、

放送大学のシステムは合っていたと思います。

 

大学ですので、授業の内容は初学者には難しい部分もありますが、

あくまで各分野の基礎教育に重点を置いているので、

独学でもなんとかついていけるのではないかと思います。

もちろんそれなりの努力は要請されますが。

 

放送大学で学ぶことの楽しさと深さを知り、

今もゆるゆると学習を継続しています。

そして、心理学の学習を通じて心というもののメカニズムを知り、

そのおかげで自分や他者と向き合う準備ができていきました。

 

好きなことを勉強するのに、終わりはありません。

気の済むまで学び続けることが成長につながるのだと信じています。

 

それではまた。

 

中年になっての苦しみ、そして新しく始めたこと

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

36歳の頃、ふとしたことから人生のどん底

突き落とされたような感覚に陥り、初めて自殺願望が沸きました。

それまでは気づいていなかった自分の脆さにぶつかり、

死んでしまいたいと思うようになりました。

 

それからというもの抑うつ的になり、

何をしても楽しめず、ただただ辛い日々でした。

その後に入った会社では職場に溶け込めず、

仕事そのもののストレスと人間関係で人生に嫌気がさしていました。

親や友人たちには死にたいと漏らし、呆れられていました。

この時期にバタバタと友人を失いました。

 

そう、その頃の私は、悪い部分が一気に表面化してしまい、

何もかもうまくいかない状態だったんです。

 

そんな時に、ふとカメラを持って山に行きました。

大自然の写真を撮ってみたくなったんです。

元々映像が好きで、映像制作の仕事をしていたこともあり、

動画から写真に移行したような感じです。

 

とても気分が解放されるようでした。

人のいない場所に行って、おもむくままにシャッターを押す。

そして自然と向き合う時間を作る。

 

こうした活動を定期的に行っていましたが、

どんどん心は引きこもっていき、人との接触は苦手なままでした。

 

その時期に自分の顔をカメラで撮ったりしていましたが、 

まあ生気がないことこの上ないです。

表情が乏しいんです。

 

写真を撮ることにも少しづつ飽きてきた頃、

今度は図書館に行き始めました。

 

その頃、是が非でも知りたかったのは、

自分は一体どうしてこんなに生きづらいんだということでした。

とにかくその頃は人が極度に苦手になってしまい、

常に不安を抱えていました。

 

藁にもすがる思いで、 本を読みたくなりました。

そこで、心理学関係の本を読むようになりました。

読んでいくうちに、なんとなくわかることも出てきました。

それが嬉しくて、どんどん読書にハマっていきました。

それこそ、藁にもすがる思いで本を読みました。

 

本は確実に私を救ってくれました。

いや、もっと言えば本しか当時の私を救えなかったことは疑いようがありません。

 

人間がある種の心理的危機に陥った時、人間だけがその危機を救えるのかというと

そんなことはないと思っています。

むしろ人がいることで、阻害されてしまうこともあるのではないでしょうか。

近づかずに、そっとしておいた方がいい場合もあると思います。

 

人間はピンチに陥ったとき、弱った自己を回復させよう、

再生させようという機能を有していると思います。

私の場合は人を介さないことで自らの回復機能を活性化させ、

深い洞察に達することができました。

そこから再生が始まりました。

 

もちろん状態によっては医師やセラピスト、カウンセラーといった

専門家を介さないと危険なこともありますし、

人と接することで救われていくことも当然ですが必要なことです。

要するに段階を踏まえていくことが大切なんだと思います。

 

こうして再生を深化させるべく、私は知る機会を更に求めるようになりました。

 

それではまた。

 

私の性格

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

今回は私の性格について書きます。

しくじりと性格には密接な関係がありますので、

自分の特徴を把握しておくことはムダではありません。

 

私が自覚しているマイナスの性格といえば、ざっとこんなところです。

・神経質(些細なこと、細かなことへのこだわりが強い)

・自意識過剰(起きたことをいつまでも気にする)

・臆病(内気)

・ナイーブ(傷つきやすい)

・自己中心的(他人を愛せない、自己追求的)

・理屈っぽい

・冷めている(多数のヒト、モノに対して)

・依存的(特定のヒト、モノに対して)

・人見知り

・人の顔色ばかりうかがう

・飽きっぽい(長続きしない)

・自分の意見を言わない(自己主張が苦手)

・内弁慶

・将来についてのビジョンがない

・ネガティブな面が強い(悲観的)

・不安を抱きやすい

抑うつ

・易怒的(腹が立ちやすい)

・内向的(単独行動を好む)

・時間にルーズ

 

順不同で挙げてみましたが、ざっとこんな感じでしょうか。

性格を細切れにしてみると、マイナスの部分だけでもこれだけ出てきました。

タイプが異なるものもあれば、似たようなキーワードが並んでいたり

することもありますが、これらは自覚している大部分と言えます。

 

これらの性格は、元々備わっているものもあれば、

最近自覚したものもあります。

 

元々備わっているものについては、人生においてマイナスの要因と

なってきたものですので、強く感じています。

 

最近自覚したものについては、カウンセリングの学習や

専門家の心理検査を通じて知るに至ったものですので、

自分ではあまり気づいていませんでした。

薄々はわかっていましたが。

 

さらに、こうして並べた性格を分類してみると、

・人に対する恐れ

・ヒト、モノへのとらわれやすさ

・心が冷めている部分

・関心が自己に向かう部分

といった4つの大枠(性格特徴)にあてはめることができます。

 

一概には言えませんが、しくじりさんには、

おそらくこうした性格特徴が潜んでいるように思います。

 

そしてここからが重要なんですが、

問題は、こうして把握している性格にどう対処すべきか 

ということです。

 

こうした性格をわかっているだけでは、残念ながら進歩がありません。

やるべきことは、自身の性格特徴を踏まえた上で、どう行動するかです。

 

性格という内に抱えた特徴を生かすも殺すも本人次第です。

 

プラスの特徴であればもちろん生かすべきですが、

マイナスの特徴であれば、あまり放置すべきではありません。

またもやしくじるかもしれません。

やはり、早めに減らせるようにするのが得策でしょう。

 

性格はなかなか変わらないと思います。

そうであれば、少しでも目立たなくなるように気をつけることが、

しくじり克服への近道だと思っています。

 

わたしの近況ですが、

昨年、自意識過剰にはっきりと気づいて、

それを減らせるようになってからというもの、

ずいぶん生きやすくなりました。

40代になってからでも性格を少しづつですが、

変えることはできます。

諦めずに頑張りましょう。

 

それではまた。

 

 

 

 

男40にして迷う

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

おそらく40代ともなると、人は人生をある程度

見定めることができているものと思います。

 

自分の仕事や家庭を持ち、すでに足固めを行ってきていても

おかしくない年代ですからね。

 

ところが私は仕事も定まっておらず、家庭もありません。

正確に言えば、仕事は現在非正規で、結婚もしていません。

仕事に関しては正社員やフリーター、派遣など様々な

雇用形態での転職を繰り返してきました。

途中途中で無職、ニート、ひきこもりも経験しました。

結婚はするチャンスがありませんでした。

 

そして年内に現在の派遣の雇用契約が終了するので、

その後はまた無職になると思います。

でも、これまで何度も仕事を変えてきたので、

正直なところ失業にもある程度慣れています。

人間何事も経験なんですかね、、、

 

派遣は世間でのイメージは良くありませんが、

私自身はそこまで悪いとは思いません。

もちろん良くもありませんが、、、

派遣の仕事にもピンからキリまであるものと考えれば、

私の仕事は中の中くらいなのではないかと思います。

そして、驚くべきことに収入は正社員時代と比べて

少し下がりましたが、実際はそこまで変わらないのです。

 

むむむ、これはつまりですね、

正社員時代も収入はそれほど良くなかったということなんです。

私は給料の安い会社にばかり籍を置いていたのかもしれません。

そんなこともあってか、

正社員に対する未練が次第になくなっていきました。

今の仕事も条件は悪くありませんが、派遣なので交通費は出ません。

交通費が出ないのは初めてなのですが、支出として大きいですよね。

 

契約が切れた後どうするかはまだ決まっていませんが、

不安はそれほどないのが、自分で言うのもなんですが不思議です。

 

まあ、こんな働き方ですから、当然結婚などできるわけもありませんし、

しない方が身のためだと思います。

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもしくじりとは?

こんにちは。

しくじりおやじです。

 

そもそもしくじりって何なんでしょう?

 

いうなれば失敗ですよね。

 

ところで、失敗って言っても様々な失敗がありますよね。

進学、就職、家族関係、交友関係、恋愛、結婚、子育て、

仕事、人間関係、健康、趣味、旅行、

挙げだすと次から次に出てきます。

 

私も色々な局面で失敗してきました、、、

 

そこで、私がこのブログで書きたいのは、

人生でのしくじり体験と、そこから少しでも良くなるように

するためにはどうすればいいのかです。

つまり、「自分を変えていくこと」について書きたいのです。

 

興味深いのは、おそらく中年の段階でしくじっている人の多くは、

若い頃から、もっと言えば子供の頃からしくじっている

可能性があるということです。

 

しくじりはその人の人生で連鎖する可能性があるんですね。

別の言い方をすると、幼き日のしくじり体験が大人になっても

続いてしまう可能性が十分にあるとも言えます。

 

これが怖いんです。

 

そう、続いてしまうんです。

当人からすれば当然別々のエピソードなんですが、

元をたどってみると、そもそもの性格とか生活環境に

原因があるというようなことは、十分あり得るんです。

 

だから、しくじりを克服するのは正直なところ簡単ではありません。

むしろ相当難しいです。

おそらくそれなりに時間もかかるでしょう。

私は30代半ばで自分のしくじりの数々に気づいてから、心を病みました。

そして、そこから自分を変えていこうと決意しましたが、

いまだにしくじりを克服できていません。

まだまだ克服の途上にいますが、以前よりはマシになったと思います。

 

そんな私が痛感するのは、

しくじりに気づいたのなら少しづつでも克服していかなければ、

残念ながらいつまでたってもしくじり続けます。

むしろ加齢とともに悪化するでしょう。

これは真実です。

 

それではまた。

 

 

 

 

どうもはじめまして

はじめまして、しくじりおやじと申します。

40代の中年男です。

 

しくじりというのは自称ですが、人生を振り返ると

結構しくじってきたなあ、、、というのが正直なところです。

そして現在もしくじりから解放されている訳ではなく、

継続していると思っています。

 

このブログを始めようと思ったのは、巷にも結構いると思える、

過去にしくじった方、そして現在(も)しくじっている方、

そうしたしくじりさん達に自分の経験や、

感じたこと、考えていることをお伝えしたいと

思ったからです。

 

ちなみに私は「しくじり先生」という番組が大好きです。

そして、このしくじりという言葉にもとても愛着があります。

 

それでは、少しづつ書いていきたいと思いますので、

よろしくお願いいたします。